リベンジ退職について:あなたは自分の意思で「辞める」決断をしたんじゃないの?

日常の思いつ記
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病院時代は人事にも関わっていたが『退職代行』という言葉を初めて聞いた時は衝撃だった。「辞める時ぐらい自分で言えよ」って、意味不明な感情だったわ。でも、それでもマシだったんだな。今は『リベンジ退職』ですか。大転職時代の弊害ですかね。

私の結論

気持ちは分かる。やり返したくなるのも分かる。賛成は出来ないが、一定の理解をした上で…。

結論:最終的に「辞める」と決めたのは自分自身。自分で決めたなら、人に迷惑はかけるな

ヨシ
ヨシ

迷惑かけるなら最後まで責任を持て。逃げるなら最初から戦おうとするな。

リベンジ退職概要(AI参考)

リベンジ退職とは、職場への不満や恨みを抱えた従業員が、会社に何らかの打撃を与えることを意図して行う退職行動を指す。単に辞めるだけでなく、「仕返し」の感情が伴っている点が特徴。

リベンジ退職の背景にある主な理由

  • 不当な評価や扱いに不満がある: 自身の貢献が正当に評価されず、給与や昇進に反映されないと感じる。
  • ハラスメントや人間関係の問題: パワハラ、セクハラ、いじめ、孤立など、劣悪な人間関係に苦しんでいる。
  • キャリアパスの閉塞感: 成長の機会がない、キャリアアップが見込めないと感じている。
  • 入社前の期待とのギャップ: 労働条件や業務内容が、事前に聞いていた話と大きく異なる。
  • 会社への不信感: 企業の不誠実な対応や、将来への不安を感じている。
のん
のん

看護師の離職理由も人間関係が上位だしな。イジメられてるとか、よく聞くし。イジメてる側の話しを聞くと、指導だったりするけど…。

ヨシ
ヨシ

会社への不信感を持つのは勝手やけど、会社経営の事を理解した上での事かな?病院でも現場からメチャクチャな要望が上がってくる事あるけど、全部要望聞いてたら潰れるぞ。

リベンジ退職の具体的な行動

  • 繁忙期に退職する: 会社が最も困る時期を見計らって辞める。
  • 引き継ぎをしない、または不十分な引き継ぎ: 後任者や会社に混乱を生じさせる。
  • 顧客や機密情報を持ち出す: 会社の重要な資産を損なう。
  • SNSや口コミサイトで会社の悪評を広める: 企業イメージを低下させる。
  • 同業他社へ転職し、元の会社の情報を漏らす: 競合上の不利益を与える。
  • 無断欠勤やバックレ: 業務を放棄し、会社に損害を与える。
ヨシ
ヨシ

引継ぎしないとか無断欠勤はマジで勘弁してくれ。最悪、患者の命に関わる。

のん
のん

医者がバックレた事あったよな?「今日は気分が乗らない」とか言って医局に閉じこもったやつ。まぁ、その日だけやったけど。

リベンジ退職のメリット・デメリット(従業員側から見た場合)

  • メリット:
    • 精神的な解放感を得られる。
    • 不満の元凶から離れ、新しい環境で再スタートできる。
    • 会社に一矢報いることで溜飲が下がる場合がある。
  • デメリット:
    • 経済的な不安定さを招く可能性がある。
    • キャリアに傷がつく可能性がある。
    • 業界内での評判を損なう可能性がある。
    • 新たな環境への適応に苦労する可能性がある。
    • 罪悪感や後悔の念に苛まれる可能性がある。
    • 法的なトラブルに発展する可能性がある(機密情報の持ち出し、顧客の引き抜きなど)。

企業がリベンジ退職を防ぐための対策

  • 労働環境の改善: 残業時間の管理、有給取得の推奨、ハラスメント対策の徹底。
  • ワークライフバランスの促進: 柔軟な働き方の導入など。
  • 公正な評価制度と報酬体系の導入: 透明性の高い評価制度、納得感のある報酬制度。
  • 社内コミュニケーションの活性化: 定期的な面談、風通しの良い職場づくり。
  • 従業員の意見や不満を吸い上げる仕組み: 相談窓口の設置、アンケートの実施。
  • 問題解決の早期介入と支援体制の確立: 従業員のSOSに迅速に対応できる体制。
  • 円満な退職を促すための取り組み: 退職手続きの明確化、丁寧な引き継ぎの推奨。

実際にあった事①学習会の企画担当が急に退職届を出して音信不通に

ある男性看護師が急に退職。その後、音信不通。退職届は後日郵送されてきた。退職理由は不明だが、普段からネガキャンしていたから不満はあったのだろう。問題は学習会担当の一員だった事だ。

この看護師が退職してから3週間後。葬儀屋が『エンゼルケア』の学習会の準備をして訪ねてきた。こちら側としてはまさに寝耳に水の出来事。葬儀屋に経緯を聞くと、例の看護師から依頼されたとの事。当然、我々は何も聞いていない。

ヨシ
ヨシ

そいつ3週間前に辞めたんですけど…。

葬儀屋
葬儀屋

え?いやいや、昨日も電話で「よろしくお願いします」と言われましたよ。退職されたってどういう事ですか?最近も何度か連絡取り合っていますけど。

やられた。今思えばこれが『リベンジ退職』というやつか。

急遽、日勤終わりの残っていた看護師を徴集。部長や管理者、事務を含めなんとか12名を確保。部長と事務長と共に葬儀屋に何度も頭を下げ、会場準備に少し時間がかかったものの学習会をして頂いた。

葬儀屋から苦情がなかったのが唯一の幸い。しかし当然ながら、急遽徴集されたスタッフからは不満爆発。そして、学習会に参加できなかった(知らなかった)スタッフからも不満爆発。元凶の看護師は最後まで音信不通。

のん
のん

あれはビビったよな。むしろあの短時間でよく集めれたよな。葬儀屋の学習会じゃなかったら無理やったな。

ヨシ
ヨシ

マジでそれな。葬儀屋さんの学習会はクオリティー高いし人気やからな。普段学習会に参加しないスタッフも休み返上で来るしな。この後も年1回ペースで依頼しても嫌な顔せず学習会してくれたし感謝しかない。念押しの圧力は強かったが。

実際にあった事②月末に師長が急に退職

月末の深夜1時、看護部長からの鬼電。

看護部長
看護部長

ごめん。説得できなかった。明日から師長いないから代理お願い。取り合えず来月の勤務表を大至急で作って。

深夜1時…。まず思った事は「これは夢か?」。一瞬で現実に引き戻されたけど。

師長が退職するなんて一切聞いていない。月末になっても翌月の勤務表が出ない事に怪しさは感じていたけど。眠気は吹っ飛んだとはいえ、こんな時間に頭が回るわけがない。取り合えず徹夜で勤務表を作る。しかし結果は散々。ボロボロのギッタギタ。夜勤が一人しかいない日があったり、遅出がなかったり。

何よりスタッフが一番不満爆発したのは希望が一切入っていない事。そりゃそうだろ。希望の情報は俺の手元にはない。何も情報がないのだから希望を入れれるわけがない。結局、希望を一人ひとり聞きながら2日連続の徹夜で完成させた。そして師長は帰ってこなかった。

ヨシ
ヨシ

衝撃やったな。途中までドッキリやと思ってたし。

のん
のん

いやいや、深夜1時に看護部長がドッキリとかタチ悪すぎやろ。結局、そこから長い間、師長不在になったしな。そのまま師長になれば良かったのに。打診はあったやろ?

ヨシ
ヨシ

何度もあったけど断った。ってか、すでに仕事がいっぱいだったからな。追加で師長業務は無理や。後任者を推薦しても撥ねられたし。

一言まとめ

尻ぬぐいした分、缶コーヒー1つぐらい恵んでくれても良いと思うぞ。マジで。

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