病院時代の話：メンドクサイ人達

病院時代、一番めんどくさかった人種がコチラ。

ルールが守れない奴＆勝手にマイルールを作る奴

ルールが守れない奴＆勝手にマイルールを作る奴。ルールを守らないだけでは飽き足らず、事あるごとに「パワハラだ」「モラハラだ」と騒ぎ立てる。自分の非は置いておいて、常に被害者ぶる奴。近年、このタイプは本当に多くなった。正直言うと「ルールも守れない奴が、権利を振り回すんじゃねーよ」だ。「権利を主張したいなら、まず最低限の仕事はしてから言え」だ。ここで言う最低限の仕事ってのは、遅刻しない、提出物は期限内に出す、決められたルールは守るなど基本的な事になる。

ここ数年で思うのは、マジで自分勝手に都合の良い解釈をする奴が増えた。8:30から申し送りが開始なのに8:40頃に病棟に上がって来る。すでに申し送りは始まっている。途中から申し送りに参加し、中途半端な情報で業務を始めだす。奴らの言い分は『①タイムカードは8:30には押している(タイムカードは職員玄関にある)。②制服に着替える時間も業務だ。③今どき申し送りは古い。他の病院では申し送りを廃止していく方向なのに、いつまで申し送りしてるの？』だ。頭が痛くなる。

「タイムカードは8:30には押している」の主張に対して

対策は簡単だ。フロアのナースステーションにタイムカードを設置した。時代に逆行している感は強かったが、単に「考えるのもメンドクサイ」が運営陣の意見だ。今ならパワハラだと言われそうだが。残念ながらこれで解決。これ以上の対策は時間の無駄。馬鹿に使う時間はない。

「制服に着替える時間も業務時間だ」に対して

これに関してはシステムをガラリと変更した。今までは点滴係や検査係など一部機能別で分担していたシステムを完全プライマリーへ変更。各チームのリーダーは毎朝、又は前日に翌日の勤務者の担当部屋を振り分けていたので業務的には問題ない。さらに一部機能別の状態でも、ほとんどの看護師は自分の受け持ちの点滴や検査も対応していたので、こちらも別段問題なし。困ったのは一定数の馬鹿のみ。業務開始時間が遅れれば困るのはアナタ。困りたくなければ、さっさと着替えなさい…だ。

そもそも8:30から勤務開始なのに何を困る事があるのか。彼女たちの契約書には『8:30から着替えましょう』とでも書いてあるのか？

申し送り廃止に対して

これは賛成だ。なので廃止した。夜勤者も早く帰れるようになったしwin&winだ。そもそも真面目な看護師は業務開始前には情報収集は済んでいる。夜勤者に確認したい事もある場合もある為、10分間は記録時間の名目でフロアにいるように調整。まぁ、定時は8:45だしな。全体の申し送りの後、8:40までフロア待機、5分で着替えれば8:45にはタイムカードが押せる。完璧だ。

振り返り

規律を乱す奴らはメンドクサイが、変化自体は嫌いではない。なのでメンドクサイ奴らの話しも積極的に聞いていく。「お前らの言う通りにしてやったんだから、文句言わず働け」が本心だが。希望は叶えてやったんだ。反論は受け付けない。

そもそもこういう事を言い出す奴は、だいたいが適当な仕事しか出来ない。真面目な普通の奴はルールを守るしな。なのでルール変更に伴い、真面目に働いている看護師から異論があった場合は誠実に対応している。場合によってはルールを戻す事もある。