ちまたに溢れる自己啓発本。そんな中で必ずあるテーマといえば『朝活』や『早起き習慣』。「成功者は早起きだ」とか「朝のゴールデンタイムを有効活用しろ」とか。YouTubeでも『モーニングメソッド』や『モーニングルーティン』を紹介する動画も多い。正直、早起き程度で成功出来たら苦労はないのだが…。

まぁ、ああいう本を書いている人は『成功した人』だからな。早起きが関係あるかは別として『成功したから本になっている』だけで、そもそも早起きしても何の成果も残せなかった人は本は書かないしな。

自己啓発本ってソコが問題よな。真似すれば誰でも出来るって思ってしまうけど。成功した人の裏に、無数の屍がある事には触れないしな。結局、何を信じるかは自分しだい。早起きして朝のゴールデンタイムを有効活用しても、失敗する奴は失敗する。

って言うと次は『成功者は失敗を失敗と思わない』と言ってエジソンの例とか持ち出されるけど…

間違いではない。『成功するには最速で失敗する事が必要』ってのは共感できるし。でも、最終的には『自分はどうなりたいか?』が重要だ。
しかし、早起きを否定する気はない。実際、俺も4時起きだし。確かに早朝にはゴールデンタイムがある。疲れは回復して頭はすっきりしているし、誰にも邪魔されない時間は作業がはかどる。何より、皆がまだ寝ているのに自分だけ先に1日をスタートしている優越感がある。
- 前日のリフレクションと課題出し
- 当日のTASK整理と会議資料などの作成
- 瞑想
- 投資銘柄のチャート分析
- 気になっている映画を鑑賞
その他にも散歩ついでに写真を撮りに出たり、病院時代は『朝の悩み相談室』をしたり。
朝のルーティンで一番効果があった事
一番効果があったと感じているのは『前日のリフレクションと課題出し』だな。
一日の反省といえば夜の寝る前が良いと思われるが、個人的にはオススメしない。何故なら、夜は頭が疲れているから。疲れた頭では正常な思考回路にはならない。ネガティブ思考がネガティブスパイラルを呼び、前向きな解決策を考えるのが難しい。『意志力には限りがある』とか『人間が1日に選択できる回数には限度がある』とか言われるのが良く分かる。夜は脳パワーが尽きている。
だからといって、嫌な事があった日に何も振り返らず、何も考えずにフテ寝では寝つきが悪い。だから夜にする作業は『その日の出来事や感情の書き出し』のみ。解決策や行動計画は考えない。そして、前日の夜に書き出された頭の中を翌朝に分析する。これが一番効率が良い。翌日に前日の内容を振り返ってみると8割以上はどーでもよい事だ。「何であんなに真剣に考えていたのか?」と昨日の自分に聞きたくなる。要するに脳パワーが尽きると「どーでもいい事の判別すら出来なくなる」ということだ。だから、書くだけ書いて早く寝る。
余談
朝の映画鑑賞は個人的にはオススメだ。映画から学ぶ事は多い。仕事でも患者と話すネタになるしな。

テレビは観ないくせに映画はメチャクチャ観るよな?

テレビなんて印象操作やろ?朝のニュースを少し観るだけで充分。どーでもいい事ばっかりやしな。『相棒』シリーズは必ず観るぞ。何なら再放送まで観るぞ。

知ってるわ。20年以上一緒におるけど、『杉下右京』以外を観てる現場を見た事ないわ。
特に朝に『ミッションインポッシブル』シリーズを観てから出勤すると、1日がバイタリティーに溢れて過ごせる気がする。『ワイルドスピード』系も捨てがたいが。

時々、メチャクチャ動きが速い日があるよな?機敏というか、即決即断の日。あれはトム・クルーズの影響か?

いや。多分、ジャッキーチェン師匠の日やな。
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